鹿児島県内科医会会長退任のあいさつ 中村一彦
私は7月7日開催された総会において、県内医会会長を辞し、退任することになりました。
二期4年間会長を務めさせて頂きました。もとより力量不足でありましたが、
皆様の支えで、なんとか勤め上げることが出来ました。厚く御礼申しあげます。
私は平成26年7月の総会で会長に選任され、それ以降、中村尚人、福元良英両副会長、
中村尚人副会長退任後の有馬新一副会長、常任理事の先生方ともに会の運営に携わってきました。
本会の役割を果たすために、執行部の先生方ともども、
本会ホームページ(HP)の立ち上げ(H27年4月)、鹿児島大学病院内科系教授との懇親会、
保険診療研修会を開催、学術委員会の立ち上げ(27年10月)など、本会の活動の活性化を図ってきました。
県内科医会は50年の歴史を持っています。会員は多い時は昭和46年644名でしたが、
平成18年495名と500人を切り、この10年は右肩下がりとなり、
平成27年4月には398名とついに400名を切ることになりました。
会員が減少するのは本県のみではなく全国的な問題ですが、それでは本会の目的を達成できませんので
入会を促進するための活動を行ってきました。勤務医の会費を7千円から6千円に減額する、
財源については、旅費・日当等運営費用を10%減にすることなどを決めて頂きました。
組織活動としては、平成27年、29年度にはそれぞれ入会を勧める文書を地域の内科医会に入会されていて、
県内科医会に入会されていない先生方、県医師会の会員の中から内科系の先生方にお送りしました。
その結果、会員数の減少には一定の歯止めがかかっております。
私は4年間会長を務めさせて頂きましたが、学術団体としての本会の活動を発展させることが、
本県の地域医療の現場においては大変重要であると認識しております。
新たな選出された福元良英会長、有馬新一副会長、花田修一副会長のもとで更に発展することを願っています。
会長在任中の皆様のご厚意に深く感謝しております、ありがとうございました。
H30年7月 中村一彦
鹿児島県内科医会 事務局
鹿児島県内科医会 事務局
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